星降る小浜島

美しい海の楽園が黄昏色に染まりゆったりとした時間が流れていく。朝まで何をして過ごそうか。星降る島の第一幕は、いま始まったばかり。

楽園の主役が夜空へと変わる前に海へカヌーで漕ぎ出そう。琥珀色からオレンジへ、刻々と景色が変わり真っ赤な夕陽が沈んでいく。

宵が訪れるころ、思い思いの装いに着替えたら陽気な笑い声が響くプールサイドへ。ろうそくの光にきらめくカクテルグラス。頬をなでる風は夜でも暖かい…

満月が姿を見せる夜はシュノーケリングへ。そこは海の楽園が夜にだけ見せる別世界。1年のうちに、たった数日しかない珊瑚の産卵に立ち会える予感がする。

南国らしいごちそうを楽しんだあとは潮風に吹かれて、夜の散歩に出かけよう。雲間からのぞく青い月に照らされて幻想的な輝きが浮かぶ。

夜の帳がおりたころ、足元を照らすランタンの灯りをたよりに浜辺へ。さざめく波音を背景に星空を見上げながら、密やかな語らいの時間が流れていく。

よく晴れた日の夜は空を眺めに行こう。天球から降り注ぐ星は、小浜島の宝物。ひときわ明るい一等星や84の星座も手が届くほど、近くに感じられる。

波の音に誘われて少し早く目覚めたら白い砂を素足に感じながら、そぞろ歩く。東の空に太陽が顔をのぞかせると息をのむような朝焼けが水平線に広がっていく。

まばゆい波頭が続く海岸で朝焼けを眺めながら淹れたてのカフェを。アロマを楽しみながら、リラックス。

南国の風と波の音に包まれて砂浜の上でストレッチ。呼吸にあわせて、ゆっくりと体を伸ばせばやがて体のなかを真新しい気が駆け巡る。

楽園に朝が訪れるとコバルトブルーの海が戻ってくる。暖かい南風が木々を揺らし丘に向かって駆け抜けていく…珊瑚礁と美しい海は、天の恵みに違いない。

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4つの特別な星空体験

上空の気流が安定している日本の最南西端。
そこに位置する小浜島では、星がまたたかずにはっきりと見えるのが特徴。
夜でも一年を通して温かく、星空観察に最適な条件が揃っています。
たくさんの星の光が届く小浜島で「4つの特別な星空体験」をお楽しみください。

南十字星

本州では見ることのできない南十字星はきらびやかな南天の道しるべ。
小浜島では、冬から春にかけて水平線近くに、その姿をあらわす。
晴れた冬の夜であれば、4つの星のすべてに出逢えるだろう。

ニュージーランド、オーストラリア、ブラジル、パプアニューギニア、サモア・・・
南半球の象徴であるこの星座は多くの国の国旗にあしらわれている。

シーズン:12月後半〜6月

天の川

雲と見間違うほど、
隙間なく敷き詰められた星たち。
その合間を流れ星が横切っていく。
沖縄の方言ではティンガーラと
呼ばれる天の川は、何億光年も離れた星を
間近に感じられる光の帯。
華やかな天の川を見るなら、
夏の終わりから中秋にかけて。

21個の1等星

星の明るさを6つに分類したのは
古代ギリシャの天文学者 ヒッパルコス。
ひときわ明るく輝く一等星は全部で21個ある。

小浜島の冬は、星空観察に絶好の季節だ。
沖縄の方言でハイカプス(南の2つ星)と呼ばれる
ケンタウルス座の前足のリギルとハダルをはじめ、
りゅうこつ座のカノープスなど、
ここでしか見られない星を含め、一晩ですべての
一等星を見ることのできるチャンスが訪れる。

ベストシーズン:1月中頃

84の星座たち

夜空を彩り物語を紡ぐ星座。
ここ小浜島で見られないのはわずか4つ。
南北の天球に広がる
84もの星座が語りかけてくる。

南の空に赤く輝くのはさそり座のアンタレス。
妖しいまでの赤さが火星(アレス)に似ている。
沖縄ではイユチャーブシ(魚釣り星)と呼ばれ、
海辺で見ると天に放たれた釣針のようにも見える。

小浜島の星空

小浜島の夏の星空。都会の星空と比べてみてください。
白くはっきりと浮かび上がる天の川が出迎えてくれます。

夏

小浜島の冬の星空。冬は、もっとも明るい一等星や
色鮮やかな二等星が多く、華やかな夜空が楽しめます。

冬

星空観察の準備

星空観察をするときは、次の3つのポイントをおさえておきましょう。

身支度

1.年間を通して暖かい小浜島ですが1月〜2月の海辺は、少し肌寒い夜もあります。風を通さないウインドブレーカーや長袖の用意を。気温に応じて、フロントではブランケットを貸し出しています。

流れ星

1.流れ星が見えてからあわてないように、願い事はあらかじめ用意しておきましょう。小浜島では一晩にいくつも見られるため、ひとつ見逃しても、次を探しましょう。

星を撮る

1.コンパクトタイプのデジタルカメラで星を撮影するときは、夜景(花火、星空、長時間撮影)モードにしましょう。三脚はかかせません。

2.星空のあとに続けて朝焼けも見る場合は、日焼け止めのクリームや長袖のシャツを用意するなど、紫外線対策を忘れないようにしましょう。特に夏の強い陽射しには注意。

2.三大流星群の、しぶんぎ座流星群(1月上旬)、ペルセウス座流星群(7月下旬〜8月下旬)、ふたご座流星群(12月上中旬)が狙い目。

2.デジタル一眼レフなど、シャッタースピードを長く設定することができるカメラの場合は、10秒~30秒の長時間露光で撮影しましょう。

一年中暖かい小浜島で、一生忘れられない思い出を。 You have not yet to see such bright and imposing starry sky. Welcome to Kohama-jima.